EMBA学習日記【12】

2021年9月18日(土)

この日は終日、オンラインによる坂本先生のゼミ&講義でした。

 

  • 講義&ゼミ【1】

冒頭、先日オンライン開催された『第11回日本で一番大切にしたい会社大賞受賞企業報告会』及び『第8回人を大切にする経営学会大会』について意見交換を行いました。

私自身二日とも参加しましたが、まさに感動の連続でした。

坂本先生から、前日講義について補足的に話が及びました。
鎌倉投信の鎌田社長は当時、「真に社会に役立つ投資を目指す」という方向性こそ明確にできたものの、どのように事業を発展したらよいものか思案に暮れていたそうです。そして坂本先生の門をたたいた社長に、先生もいろいろとアドバイスをして励ましたとのことでした。

また、パラリンピックに関連して、障がいをもつ人が自立できるよう、いくつかの会社の紹介がありました。障がいをもつ社員がボッチャの練習をできるよう、建物内に大きなスペースを確保している静岡の企業。日本最大の障がい者の就労施設や街全体が障がい者が不自由なく暮らせるよう工夫する別府市の取り組みなどが紹介されました。どれも深く学ぶべき事例です。

次にゼミ生4人が自社を紹介。経営理念やES、CS、福利厚生などの取り組み、課題などをパワーポイントスライド10枚程度にまとめて発表し、それぞれ坂本先生の講評を受けました。

私も弊所のつたない取り組みを報告し、先生に激励をしていただきました。

 

  • 講義&ゼミ【2】

全体研究の一つ「心揺さぶる感動エピソード」作成の日程等が示され、遅くとも10月末までに全員が2,000字から2,200字で1社以上の執筆をすることになりました。また、日本で1番大切にしたい会社大賞の推薦の締め切りが迫っていることの告知がありました。

その後、毎月行っているグループ研究の発表の前半、4社について発表がありました。それぞれ坂本先生から補足を交えた講評を受けました。

 

  • 講義&ゼミ【3】【4】

グループ研究3社についての発表と講評。今回研究対象となった企業は医療、製造業、建設設計業、倉庫業などでした。

そのいずれもが、各業種が宿命的に抱える課題をES重視の経営で見事に克服しており、「いい経営」を実感させる企業ばかりでした。

機会を作ってぜひ訪問して学びたいものです。

次に、来月の発表用に、先生から概要の説明を受けた41社のうちから、グルーごとに企業選定しました。私のグループは東京文京区にある原田左官工業さんに決まりました。

私も数年前に取材に伺ったことのある企業ですが、その後の発展の様子を学びたいと思います。

 

  • 講義&ゼミ【5】【6】

坂本先生から、ゼミ生が手分けして調べた47都道府県の職種別所定内給与について、レポートとして冊子にまとめるという説明がありました。さらに、工業統計から主要食品の任意の品について各都道府県の自給率を調査するという宿題が出されました。

先生の講義は、正しい経営のあり方について。

人を大切にするとは、すなわち社員が幸せを実感できるか否かであり、程度の差があってもそれを追求しているかどうかが問われる。業績をベースに考えると間違ってしまう。

──講義では、基本となる12の考え方のうち6つについて詳細に学ぶことできました。

 

その他、11月予定の宿泊研修以外の企業研究の件や第5期となる来年度EMBAコースの第1回模擬講義と入塾相談会についての説明がありましたので、以下にご紹介します。

10月2日(土)午後1時半から4時半
千代田区九段北1丁目15-15瑞鳥ビル2F 株式会社イマ―ジョン内セミナールーム
人を大切にする経営に関心をお持ちの方は、一度模擬授業をお受けになってはいかがでしょうか。
参加ご希望の方は【03-6261-4222】または弊所までご連絡ください。

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