EMBA学習日記【18】

2022年1月14日(金)

オミクロン株感染拡大により、この日は終日オンライン講義となりました。

 

  • 第1講義は、リレー中小企業論⑧:山田勝彦先生の「人本経営と就業規則」

学会常務理事で弁護士の山田勝彦先生は、人を大切にする経営をサポートする弁護士ネットワークの代表として、文字通り人本経営をサポートしてこられました。

先生は、「法律には原則と例外があり、原則は『最大多数の最大幸福』のためにあり、例外は『少数者の救済』の意味がある」として、解雇やコロナ禍の事例をもとにわかりやすく解説されました。

さらに実際に関与した就業規則を例にしながら、正しい経営理念が貫かれるような就業規則をつくること、できれば社員が参加して作ることが望ましいと指摘。人本経営をすすめる九州電設株式会社の社長の「就業規則は社員との約束事であり経営者を律する誓約書である」との言葉を紹介して就業規則に込められる社員との関係性の到達に応じて絶えず見直し、進化せていくべきだと話されました。

同じ方向で就業規則を作ってきた者として、同感・共感、刺激に満ちた講義でした。

 

  • 第2講義は、実践経営学⑨:川田修先生

川田先生は、プルデンシャル生命保険株式会社でエグゼクティブ・ライフプランナーをされています。先生は長年、生命保険のトップセールスマンとして第一線で活躍され、また多くの著作もあります。

先生は、過去に成約した3000件以上すべてが紹介によるもので、自ら「営業」したことはないとのこと。保険の商品は価格も内容もほぼ同じであるにもかかわらず、契約数は営業マンによって大きく変わる。どこに違いがあるのか。お客様は商品の優劣より、「信用できる人に課題を解決してほしい」と考えている。信用を得るためには社会的・常識的期待水準の少しだけ上を目指すことが重要である――として、自らの実践を「先味、中味、後味」という独特の表現を用いて示しされました。また、課題を解決するためにはニードの把握こそが最も重要であり、商品の説明ではないとして、セールスプロセスについて解説されました。貫かれているのは、顧客である前に、人としての信頼関係を最重要視する思想でした。

業種を超えて万人に通じる真理だと思います。一歩でも近づきたいものです。

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